勝負運にご利益のある和歌山県の闘鶏神社

和歌山県の神社

名称:闘鶏神社

読み方:とうけいじんじゃ

概要:
闘鶏神社は和歌山県田辺市に位置する歴史ある神社です。熊野三山の別宮的存在として、熊野信仰の一翼を担ってきました。2016年に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に追加登録され、その価値が国際的に認められています。源平合戦にまつわる伝説で有名で、境内には様々な歴史的遺物が残されています[1][3]。

縁起:
社伝によると、闘鶏神社は允恭天皇8年(419年)に創建されたとされています。12世紀前半には熊野三所権現が勧請され、熊野参詣の際に参拝する重要な場所となりました。源平合戦時の鶏合わせの故事により、「闘鶏神社」の名が付けられたと伝えられています[1][3]。

ご祭神:熊野三所神(くまのさんしょしん)

ご利益:勝負運、心願成就、安産

例祭日:7月24日・25日(田辺祭)

ご朱印:社務所にて

参拝時間:社務所 8時半ー17時半

トイレ:情報収集中

所在地:和歌山県田辺市東陽1-1

電話番号:0739-22-0155

交通手段:紀勢道南紀田辺ICから車で約5分

駐車場:あり(100台)道を挟んだ北側

追加情報:
闘鶏神社の社殿は熊野本宮大社が川の増水で流失する以前と同じ配置をしており、熊野信仰の歴史を今に伝える貴重な場所です。境内には藤巴神社があり、田辺の基礎を作った安藤直次公を祀っています。また、社殿背後の仮庵山では平安時代末期から鎌倉時代初頭の経塚が発見されており、歴史的価値の高い遺跡となっています[1]。