名称:浜松八幡宮
読み方:はままつ はちまんぐう
概要:
浜松八幡宮は、静岡県浜松市中央区八幡町2にある神社です。古くから遠州地方の海運の神として信仰されており、源義家や徳川家康など歴史上の人物にも崇敬されてきた由緒ある神社です。境内には樹齢千年を超える「雲立の楠」など、多くの見どころがあります。
縁起:
浜松八幡宮の起源は古く、仁徳天皇の御代に海運の神として玉依比売命をお祀りしたのが始まりとされています。その後、平安時代の延喜式には「許部神社」として記載されており、長い歴史の中で地域の人々の信仰を集めてきました。
特に有名なのが、源義家が陸奥へ向かう際に勧請したという逸話です。義家は八幡宮の傍らの楠の下に旗を立て、八幡二柱の神を勧請し、和歌一首を奉納したと言われています。この故事により、この楠は「御旗の楠」と呼ばれるようになりました。
また、徳川家康は浜松城の鬼門に位置する浜松八幡宮を鬼門鎮護・開運招福・武運長久の神として篤く信仰し、度々参拝したと伝えられています。
ご祭神:
- 玉依比売命(たまよりひめのみこと)
- 誉田别命(ほんだわけのみこと) – 応神天皇
- 息長足姫命(おきながたらしひめのみこと) – 神功皇后
ご利益:
- 勝負運
- 立身出世
- 安産
- 長寿
- 海上安全
- 厄除け
例祭日:9月15日
ご朱印:あり
参拝時間:6:00~18:00
トイレ:あり
所在地:静岡県浜松市中央区八幡町2
電話番号:053-452-3016
交通手段:
- JR浜松駅から遠州鉄道バス「八幡宮」下車、徒歩約1分
- 遠州鉄道西鹿島線「八幡駅」下車、徒歩約1分
駐車場:あり
追加情報:
- 境内には「雲立の楠」をはじめ、多くの歴史的な樹木があります。
- 浜松八幡宮は、浜松市の重要文化財に指定されています。
- 毎年9月に行われる例祭は、浜松市最大の祭りの一つです。
- 海運の神として古くから信仰されてきた由緒ある神社です。
- 源義家や徳川家康ゆかりの神社としても知られています。
- 勝負運、立身出世、安産など様々なご利益があるとされています。